日々探々と生きてるんだブログ

とある事情で年間1000食分の揚げ物をパクパクする人間。 得意の揚げ物情報・最近始めた燻製を中心に、旅や読書や映画、日常の気づきも記します。ツイッターアカウント:https://twitter.com/hibi_tantan

インスタ映え確実!?リニューアルOPしたての清津峡谷トンネルに行ってみた 前編

こんにちは、探々人です。

今回は旅行記です。

 

オープンしたてでインスタ映え間違えなしのナイススポット

でしたので、

ご紹介させていただきます!!

周りの人に先駆けて熱い写真が撮れるチャンスですよ!!

 

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それが@新潟県十日町市にある清津峡谷トンネル」です。

こちらは峡谷好きなら知る人ぞ知る、

黒部・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つに数えられる

清津峡」を見学できるトンネルになります。

 

昭和16年に国の名勝・天然記念物に、

昭和24年に上信越高原国立公園にも指定されている立派な景勝地なのです!

 

しかしながら!ガイドブックにも小さくしか載っていない!!

新潟放浪中だった私は、次の行き先を探す中で、

「日本三大峡谷」ブランドの割に推しの弱さを感じる、

そんな謙虚な所にある意味惹かれ、特に下調べもなく行ってみた訳であります!

結果的にナイス判断!!

 

さて、トンネルまでの流れですが、

車で向かう場合は、塩沢石打ICから国道353号をずーっと20分程運転していきます。

 

公共交通機関で向かう場合は、

越後湯沢駅→バスで清津峡入口下車(約30分)→バス停から徒歩30分

かかるみたいです。

なかなか遠いっすね。。

 

最後の5分くらいは田んぼの小道を行くため、

道が合っているかやや不安になりながらも進むと、

やっと着いたよこちらが第一駐車場。

 

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無料の駐車場が第一・第二とございます。ナイス無料!

第一駐車場だけで50台程度は停められそうでした。

無料トイレも駐車場に併設。

平日の14時ごろの到着だったので、車は10台前後と、そこまで多くなく。

休日にどのくらい混むのかはちょっと不明です。。

 

車を降りてすぐに「清津峡」の観光看板が見え、

簡単な飲食併設タイプのよくあるお土産屋さんが2店くらい続きます。

全国観光地ならどこにでもあるタイプのお店ですね。

簡単なお蕎麦やうどんなどが食べられます。

 

 

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清津川沿にトンネル方面へさらに進むと、トンネルの案内看板が見えてきます。

 

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営業時間は 8:30~17:00(受付16:30〆)

入坑料金が 大人:600円、小人:300円となります。

往復の所要時間は40~60分程度とのこと。

ちなみに冬季は休業に入るみたいです。

まだ今年の冬は不明ですが、

直近の実績だと2017年12月12日~2018年4月27日が入坑不可だったみたいです。

ただ、今年(2018年)の4月28日からリニューアルオープンだったので、

例年と休業期間が同じかどうかは事前に調べた方が良さそうです。

 

入坑料は1,000円を超さないから、まあいっかくらいの感じで先へ進むと、

右手のおしゃれなカフェがあり、トンネルの入口が見えてきます。

後で知ったのですが、ここのカフェ、2階に足湯があるそうで、

天井に清津川が反射して映るという

非常にスタイリッシュな作りとのこと!!

え、天井に川の風景が反射するってどういうこと??

これに行かなかったのは、とっても悔やまれます。。。

 

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「いざトンネル!」と中に入ると、真っ暗な中に入口の受付があります。

そこで入坑料金を払うと、ついにトンネル探索スタートです!!

いやもう最初は本当に真っ暗!!!

 

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こんな感じ。しかも最初は暗がりの中で峡谷に関する解説パネルがあります。

 

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これによると・・・

 ・1500万年前   :海底に緑色の凝灰岩を多く含む七谷層が形成

 ・700万年前     :七谷層にマグマが貫入し、冷えて柱状節理ができる

 ・260万年〜現在:柱状節理部分が隆起・七谷層部分が侵食される

           → 柱状節理部分も侵食されて谷ができ、清津川が流れる

という流れっぽい。

そう!ここは柱状節理が特徴の峡谷なのです!!

「マグマが冷えた時に体積収縮が起き、冷却面に垂直に六角柱状の節理が生じたもの」

が柱状節理とのこと。

1500万年前からの地球の変化が今の地形を形つくっているとか、

壮大すぎますよね。

薄っぺらい表現ですが、何というか、もう本当にロマン!!!

 

 パネルを過ぎると、トンネル内の照明もピンクに代わり、ケバい印象に。

まだまだトンネルは続きます。

途中、暗がりの中で奇妙が歌声が聞こえてきて、

かなりホラーな部分もあります。。

これは芸術的な演出なのでしょうか?

芸術に疎い探々人にはわかりませんが、

一人で暗がりを進んでいたので、「ひょえっ!」ってなってしまいました。

 

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そして、5分以上かけて進むと、やっと見えてきました!第一見晴所!

 

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トンネルの全長が750mで、入口〜第一見晴所までが400m以上あるみたいです。

けっこう歩くので、外の光が見えてきたときの胸の高まりは、かなりのもの!

やっぱり何事も、ギリギリまで我慢させてからの方が、

与える印象って強くなりますよね。

これも計算されてのことだと、なかなか憎い演出です。

 

見晴所から外を覗くと、目の前に迫るように柱状節理の切り立った崖が!!

かなりの迫力!!!

そして、眼下には清津川が流れております。

清津川の水も綺麗なこと!!

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先ほど説明にも出てきた、柱状節理がまたいい仕事してます。

縦に細かく亀裂が入った岩が組み合わさった外観は、

何とも不思議で味のある印象を作り出しています。

まさに自然が作り出す芸術!!地球ってすげー!!

マザーアース!!

と、探々人のテンションもよくわからない感じにうなぎ登りでした。

 

見晴所には左右にベンチも設置されており、

座りながらゆっくり景色を鑑賞することも可能です。

長距離歩いたあとなので、

足腰の弱い肩にも優しい心配りですね。匠の技が光ります!

 

ここからもトンネル探索はまだまだ続きます。

このつづきは次の回にて。

 

ここまでお付き合いいただき、

ありがとうございます。